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一生使える家具しか造らない。そこにこだわるから、松葉屋家具店だと思う。
松葉屋の100年家具とは
1.長く使えるものであること。

ロングライフデザインとも言えますが、松葉屋家具店では100年家具と呼んでいます。
使えば使うほど、じわじわと愛着がわき、”あばたもえくぼ”ともいえる、
傷のひとつもその味わいや家族の歴史となるものです。

私たちの家具は、樹齢200年以上という説得力や迫力もある、2代から3代、そして4代と世代を超えて使い続けても色褪せない暮らしの道具です。

2.使う人の心と身体に無理のないものであること。

化学物質などが身体に蓄積されることによって一度アレルギーなどを発症すると、微弱な化学物質でも、再度発症する恐さがあります。
化学物質に過敏な方は年々増えていますので、家の中には人工的に手を加えたものは置きたくないという思いがあります。
これは自分の子どもをシックハウスで苦しませてしまった経験からくる切実な願いです。

松葉屋家具店がつくるものは…化学物質はまったく使っていません。
これ以上シンプルで安心できる家具は無いかもしれないですね。

3.地球環境に負担のかからないものであること

一枚板の家具を造る場合は、国内産なので経路もシンプルで運搬にもエネルギーが少なく済みます。
また、量産をしていないので環境破壊にもつながりません。

工程が増えればその分だけ多くの人の手に渡り、いろいろな素材を使うようになりコストもかかります。
しかし松葉屋家具店の一枚板は私が原木の見立てをし、自社工房で製作、店頭に並ぶので、
コスト面でもお客様の要望を叶えられるのです。

つくる人や工程の「顔が見えること」が、今、重要だと思いませんか。

松葉屋家具店の歴史

大正4年の松葉屋家具店
戦前は役所など公共の施設で使われる家具、戦後は民芸家具を手掛けていました。
明治二十一年の長野商人一覧

天保4年(1833年)創業の家具屋「松葉屋家具店」

松葉屋は1833年創業の長野県にある善光寺門前町で創業した長野県でも屈指の老舗家具屋です。

「100年経っても使える家具」を理念に、お客様のライフスタイル、お好みに合わせてつくるオーダーメイドの家具屋を営んでいます。

ご縁あって私たち松葉屋家具店と出会ったあなた様にも、家族の大切な時間を供に過ごす家具をご提供できたら、と思っております。

「使い捨て」られるのが当たり前の時代に、お子様の代、お孫さんの代まで、いつまでも語り継がれるような家具作りをしていくことが、私たちの願いです。

長野県は善光寺の門前町でお店を構えております。
ぜひ、観光がてらふらりとお立ち寄りください。あなた様がいらっしゃるのを心からお待ちしております。

7代目 滝澤善五郎について

滝澤善五郎7代目松葉屋家具店 代表取締役

1958年長野市生まれ
子供の時の名は篤(あつし)といいます。
「善五郎」は襲名です。

私はお使いになるあなたがこころから安心して使える100%自然素材の家具
100年、それどころかそれ以上世代をこえて、使い続けられる家具
そしておうちの中はもちろん、 地球規模で環境やエネルギーに負荷がないもの
その3つに、ウソのない、絶対の信頼をもっていただくことのできるモノであること
そんな家具をつくっております。

なぜ私が自然素材の家具にこだわるのか少しだけお話させてください。

あなたはご存知でしょうか。

せっかく自然素材で住宅を建てたのにも関わらず、化学物質による健康被害が少なからず起こっていること。
しかもの原因がご自分の家の中の家具であることが多いこと。

私自身の切実な、体験をお伝えしたいと思います。

私が夢の自宅を建てた18年前のことです。
借金と引き換えに建てた住まいはちいさいけれど、家族の理想をかたちにした家でした。

季節は寒い2月のこと。
期待に胸をふくらました引越、まだ、照明もカーテンもなく家財道具もダンボールに入れたまま
床に布団を敷いて寝た、はじめての夜から4歳の息子の異常な咳き込みがはじまりました。

それは毎晩毎晩続きました。布団に入って寝始めると大丈夫か?というほど咳き込むのです。
私は、まるで理由が分かりませんでした。

数年経ってから、ようやく
それがいわゆるシックハウスの症状だと知ったのです。

一番怖いのは、理由の分からない苦しさにせめられることではないでしょうか。
私はあなたに絶対そういう思いをさせたくありません。

私は山と森が大好きです。
そしてその樹々(きぎ)たちの命をいただいた材木によって作り出される
家具、道具たちが大好きです。

樹齢にして数十年あるいは数百年の樹々を伐採し
生みだされた家具たちが、せいぜい数年から10年たらずで使い捨てられる現代、
それは正常なことでしょうか。

これからの世代の子どもたちが
「汚れたから・・・」
「飽きたから・・・」
「すこし壊れたから・・・」
買い換えればいいじゃん

と思ってしまうような
価値観を植え付けてはいませんか?

愛着のもてるものを手入れしたり、メンテナンスしたり、修理したり
そうやって永く、永くつき合っていく。

だからこそ物を購入する時の
お店の専門的な知識や、信頼感が問われるのではないでしょうか。

まず安心して、私にあらゆる質問や不安をぶつけてください。

家具選びを心から楽しいものにできるよう
松葉屋家具店は最大の努力をいたします。

ぜひ一度、私善五郎に会いにお出掛け下さい。
お待ちしております。松葉屋家具店 7代目店主 滝澤 善五郎

善五郎 略歴

小学校入学前 横井弘三さんの画塾で「お絵描き」を習う。

小学校3年~高校卒業 彫刻家 田原幸三先生に師事

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 卒
在学中より、日本的な「からくり」を現代社会へのシニカルな視点から「木」で表現した作品を発表。
1985 年 長野に戻り、善光寺大門町界隈のまちづくりに没頭。

日本クラフト展 入選
朝日現代クラフト展 入賞
アトリエ・ヌーボーコンペ 入選
ハンズクラフト大賞 入賞 など
個展、グループ展数回